塾や家庭教師で1対1や1対2で教えることはあっても集団へ教えた経験がない方がいるかもしれません。授業は集団に向けて行われるものです。集団への指導を経験しておくことで教員になったときにスムーズに授業を行うことができるかもしれません。
集団を教える経験を積む方法の1つとして部活動指導員があります。
私も部活動指導に2年間ほど参加していました。この活動に参加することによって集団への指導の難しさや楽しさを実感することが出来ました。教員になってからの授業もスムーズにできると感じます。
この記事からわかること
- 部活動指導員とは
- 部活動外部指導をすることで得られるメリット
結論
- 部活動指導員は校長の監督を受け、技術的な指導に従事する
- メリット
集団指導への技術の向上
様々なスポーツの経験ができる
とにかく楽しい!
部活動指導員とは
部活動指導員は,学校の教育計画に基づき,生徒の自主的,自発的な参加により行われるスポーツ,文化,科学等に関する教育活動(学校の教育課程として行われるものを除く。)に係る技術的な指導に従事する部活動指導員について,その名称及び職務等を明らかにすることにより,学校における部活動の指導体制の充実が図られるようにするものであること。
引用元:文部科学省
文部科学省のサイトにはこんなことが書かれていました!
要するに部活動指導員になったらこどものためにスポーツの指導を頑張ってやってねということです。
部活動指導をすることで得られるメリット
ここからは部活動指導をすることで得られるメリットについて3つ挙げていきます!
2年間部活動指導員として活動をした経験を書いていきますね!
集団指導への技術の向上
何と言ってもこれが一番なんじゃないかなと思いました。私は塾講師としても3年以上働いていたんですけど、やっぱり集団に教えるのと個人で教えるのは全然違うなと感じました。
まずこどもは集団になると友達としゃべったり、ふざけたりしてしまいます。
そこで、どうすればこの集団がまとまるのか、どうすれば集団で部活動を作ることができるのかと真剣に考えます。考えたこともとに仮説を立てて実行して振り返りを行います。
そうすることで、どんどんと集団指導の技術が向上していきます。
1対1や1対2では得ることが出来ない実践スキルを身につけることができると思いますよ^^
様々なスポーツの経験ができる
部活動指導員は様々なスポーツを経験することができます。
私の得意分野はサッカー(上手くはない)ですが、野球やバスケットボールやソフトボールや体ほぐし運動など色々なスポーツを経験させていただきました!
専門の先生じゃないのに指導とかできるの??
ごもっともです(笑)しかし、体感として部活動指導員の先生は少ないように感じます。いわゆる人手不足です。人が足りないので専門外の先生が部活動指導にあたることはよくあります。
しかし、大切なこどものために専門的な指導をしなければなりません。そこで、専門外のスポーツの担当になったら、とにかくそのスポーツを勉強します!勉強を沢山してこどもたちに少しでも多くのことを提供できるように努力します。
私も全くやったことのないソフトボールの勉強をたくさんしました。YouTubeをみたり記事をみたり同じ指導員の野球専門の方に聞いたりしました。そうすることで、どうすれば強くボールを打つことができるのかを理解してこどもたちに伝えることが出来ました。
専門外のスポーツを指導することによって得られることは沢山あります。積極的にチャレンジしてみることをおすすめします。
とにかく楽しい!
こどもたちとスポーツをすることはとにかく楽しいです!!
こどもができるようになったことを報告してくれたり、スローインができるようになったり、上級生が下級生の面倒をみたりする成長に携わることができるのは幸せなことだなと感じます。
私は教えるよりもこどもが考えて実行する指導を大切にしています。ですので、「こうしなさい、ああしなさい」という言葉がけを極力減らして「このときはどうすればよかったんだっけ?」とこどもに考えさせる活動を大切にしました。
そうすることでこどもは主体的に物事を判断して行動することができるようになってきたと感じています。こどものために色々試して、こどもが沢山の力を身に着けていく様子をみることはとても楽しいです!
まとめ
以上のように部活動指導員をすることには沢山のメリットがあります。これから教員を目指されている方は是非積極的にチャレンジしてもらえると良いと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!
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