子どもが主体性を持って授業に取り組んでほしい。と願っている先生はいらっしゃるのではないでしょうか?私も子どもの主体性を最大限に引き出した授業をしたいと願っています。そこで今回は子どもの主体性を引き出すための授業の考え方について書いていきたいと思います。これを読んでいただければ、どうすれば、子どもの主体性を引き出すための授業を行うことができるのか考え方のヒントを理解することができるかもしれません。ぜひ最後まで読んでいってください。
子どもの主体性とは
授業中の子どもの姿として主に以下のような3つが挙げられるでしょう。
- 先生の授業を静かに真面目に座って聞いている姿
- ノートや教科書を開かずに何もしていない姿
- 立ち歩いてしまう姿
私の考える子どもの主体性とは、教師が定めた目標を全員が達成するために取り組んでいる姿です。つまり上記の3つにはどれも当てはまらない、新しい姿なのです。
子どもの主体性を引き出すためには?
子どもの主体性を引き出すためには、目標の提示、評価の仕方を提示、教室環境の整備をするだけでいいのです。逆にそれ以上のことはしていはいけません。この3つを守ることができれば、子どもの主体性を引き出すことができます。
子どもの主体性を引き出すための3つの条件
それでは、今から子供の主体性を引き出すための3つの条件について詳しく見ていきたいと思います。
目標の提示
授業中に子どもたちにめあてを提示している方々がいらっしゃると思います。めあてを提示することによって、子どもたちは今日はどこを目指すのか理解をすることができます。しかし、そのめあてを子どもたちは本当に理解しているでしょうか?めあてが抽象的になりすぎて、子どもが理解しにくくなっていないでしょうか?
子どもの主体性を引き出すためには、子どもが理解できる目当てを設定する必要があります。例えば、教科書p〇〇〜p〇〇の問題を全員が正解するです。これは子どもも理解することができると思います。
評価の仕方
評価の仕方は子どもたちに提示するようにしましょう。なぜなら、評価の仕方がわからなければ、先生が私達(児童・生徒)のどこをみているのかわからなくなってしまうからです。そして、評価の仕方は目標とリンクしている必要があります。例えば、目標が教科書p〇〇〜p〇〇の問題を全員が正解する。だったら、教科書p〇〇〜〇〇の問題を正解することができる。とする必要があるのです。
教室環境の整備
全員が達成することを最大目標にしましょう。クラスの1人でも目標を達成することができていなければ、その授業は失敗です。目標を達成できなかったけれど、みんなが頑張ったからOKというのは通用ません。とにかく全員が達成するための声掛けを教師が行っていくのです。例えば、「教えに行く姿がえらいね〜」「教えてもらっているのがすばらしい〜」「〇〇さんがまだ終わっていないみたいだよ」といった全員が達成するための声掛けを行っていきましょう。
まとめ
読んでいただくとわかると思いますが、教師は授業の内容を教えません。子どもたちが学び取っていく形を採用しています。子どもの主体性を引き出すには、目標の設定、評価の提示、教室環境の整備のみで事足りるのです。後は子どもたちが全てやってくれます。
子どもは有能な学びてです。教師は教室環境の整備に徹して、子どもの学びを最大限に引き出しましょう。本日はここまでです。今日も最高の1日にしていきましょう!
コメント