子どもたちに与える国語の課題の作り方

考え方

本日は『学び合い』における国語の課題の作り方について、書いていきたいと思います。

課題は、クラスの国語が得意な子が15分ほどでできる課題を与えます。教師で言うと、その課題に7〜10分程度かかるものを子どもたちに与えるとちょうどいいと思います。

それでは、どのような課題を与えればよいのでしょうか?具体的な例を基に説明していきます。

漢字ドリル

みなさんの学校に漢字ドリルはございますか?漢字ドリルの場合は、例えば「◯ページから◯ページの漢字を書き順を守って、丁寧に書き、わからない言葉を辞書で調べて、友達にわかるように説明する」といった課題を与えましょう。空で書かなくていいの?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、漢字ドリルに書き順が書かれていると思います。それを読めば書き順は確認することができるのに、どうしてわざわざ空で書く必要があるのでしょうか?子どもたちは有能な学びてです。できます。

基礎的な文法

「『私は友達にペンを貸しました。』この文の中から主語、述語、修飾語が何かを書き、みんながわかる説明を書く」という課題を与えましょう。もしも、教師が7分以内に終わるようでしたら、別の課題を追加するようにしましょう。このとき、教卓に教師用の指導書を置きましょう。そうすることで、子どもたちが本当にこの説明であっているのか確認をすることができるようになります。

文章問題

「〇〇が△△した理由は☓☓ですが、☓☓であることがみんなにわかるような説明を書く」という課題を与えましょう。この課題は業者テストから引っ張ってきても構いません。なぜなら、業者テストを用いて評価されている方がいらっしゃるからです。目標と評価は本来一致させなければいけません。ならば、業者テストの中から問題を使っても良いと思います。

まとめ

いかがでしたか?本日は子どもたちに与える国語の課題の作り方について書かせていただきました。これは一例に過ぎません。学級の状況に応じて課題を設定してみてください。大事なのは教師が解いたときに7分〜10分ぐらいで、子どもが理解できる課題です。本日はここまでです。今日も最高の1日にしていきましょう!

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