勉強をなかなかやらない子どもがどうすれば勉強をするようになるのか

活動

子どもが勉強をしなくて困っている。どうすれば自分から勉強をするようになるのか教えてほしいと悩んでいる方はいらっしゃるのではないでしょうか?

結論

勉強をしなければならない危機感を感じる

みなさんが勉強を本気でしていた時期を思い出してみてください。先生が面白い授業をしたときですか?親に宿題をやりなさいと言われたときですか?違いますよね。みなさんが本気で勉強をしていた時期は受験期だと思います。

受験期は一生に一度です。ですので、子どもは勉強をしなければならないと一生懸命になり、勉強をするようになります。よって、受験期が来るまでは子どもは勉強をしようと思わないので、その時まで待ちましょう。

といっていたら、どうすれば、普段から勉強をするようになるのか、それを知りたいんだよ!という声があがると思いますので、本日は子どもが普段から勉強をするようになる方法を書いていきたいと思います。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

学び合いを導入する

学び合いを導入することによって、勉強をしなければならない危機感を感じることができます。なぜなら、学び合いの最終ゴールは「全員達成、誰一人として見捨てない」だからです。つまり、自分が達成していないとクラスの全員が目標を達成することができないという危機感を感じることができるのです。

このように言うと、「それでは、勉強ができない子どもが毎日辛く、苦しい学校生活を送るんじゃないか?」といった声が上がるかもしれません。しかし、考え見てください。普段から勉強をすることができない子どもはすでに苦しんでいるのではないでしょうか?毎日、先生から課される目標を達成することができず、わからないから授業中は寝ている人がいると思います。それは、本当に苦しくない学校生活でしょうか?それよりも、全員達成を目標にして取り組んでいくことによって、自ら勉強をしようと思うほうが100倍よいと思いませんか?

全員達成を本気で目指していくことによって、勉強の必然性が生まれます。人間は必然性がなければ、動かない生き物です。学び合いは勉強に必然性を生んでくれます。

大人が本気で勉強をしている姿を子どもに示す

子どもが勉強をしなければいけない危機感を感じるためには、大人が本気で勉強をしている姿を子どもに示していく必要があります。なぜなら、子どもからすると、勉強をしなさいと言っている大人本人が勉強をしていないので、自分は勉強をしなくても良いという思考回路に陥ります。一番身近にいる大人が勉強をしていなければ、将来勉強は必要ないんだなと考えるのは当然です。

大人が本気で勉強をしている姿を子どもに示しましょう。そのためには、大人も勉強の必要性を認識すしなければいけません。勉強の必要性を認識することは非常に困難です。なぜなら、1ヶ月、1年、2年程度の継続した勉強ぐらいでは、勉強の必要性を認識することができないからです。ですので、まずは、1日1時間を読書に当てることから始めてみましょう。そうすることで、勉強の必然性を感じられるようになるのと同時に、勉強の面白さに気づき、自らの学びを深めることができます。

読書をしていると、興味を持った子どもが歩いてきて「何を読んでるの?」と聞くと思います。そのときにこう答えてください「今、〇〇の本を読んでいるんだよ。大人になってからも空いている時間に勉強をしないとやりたいことがどんどんできなくなっちゃうからさ、ちゃんと勉強をしているんだ。」と言ってあげてください。これが本心で言えるようになるには時間がかかります。しかし、何年も勉強を継続していくことによって、勉強の必要性を自分自身が実感することができて、心の底から勉強の大切さを子どもに態度と一緒に語ることができるのです。

子どもに塾を体験させる

子どもに塾を体験させることによって、子どもは勉強をしなければならない危機感を感じることができます。なぜなら、人は周りがやっていることはやらないといけないと感じるからです。周りが勉強をしているから自分も勉強をしなければいけないと思ったことがあるのではないでしょうか?

1週間などの短い間でもいいので、子どもに塾を体験させてみましょう。塾に行った子どもは、周りが勉強をしている様子を見て、自分も勉強をしないといけないと思って勉強をすると思います。

ただ1つ注意点があります。それは、子どもが塾に行きたがっていないのであれば、絶対に行かせないでください。無理やり塾に行っても子どもからすると、やりたくないことをやらされているという受け身の形になってしまい、勉強に対して嫌な経験が残ってしまいます。子どもが「いってもいいよ」と感じているときに塾という選択肢を示してあげてください。

まとめ

子どもが勉強をしなければならない危機感を感じる方法

  1. 学び合いを導入する
  2. 大人が本気で勉強をしている姿を示す
  3. 子どもに塾を体験させる

以上の3つは子どもが勉強をしなければいけないと危機感を感じる方法としてとても有効な手段です。勉強をなかなかやらない子どもに困っている方はぜひ実践してみてくださいね。本日はここまでです。今日も最高の1日にしていきましょう!

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